2012/10/25

ホンキで自分と向き合ってくれる大人との出会い[堀米|南山大2年]


南山大学2年 堀米 裕子


『普段、生活していると自分に注意をしてくれる大人は親しかいませんが、こんなにも自分と向き合ってくれる大人に出会えたことで、自分の考え方も変わったし、今までよりも広い視野で物事を考えることでできるようになったと思います。』



受け入れ企業先:岐阜美少女図鑑

インターン期間:2012/3/23~2012/9/30


なぜインターンをしようと思ったのか? 



1年生のときはバイトと遊びとサークルの毎日で、法学部生だからなんとなく法学検定を受けてみたし、学生団体でも入ろうかなと見学に行ってみたりもしました。法学部に入ったから、法律関係の仕事に就けたらいいなと入学当時は考えていたけれど、やっぱり大学に入ってからも勉強の日々なんて。そんなこんなで、大学1年生は終わってしまいました。高校では部活にも入らず、バイト、習い事、勉強、全て緩くこなして、実のない3年間だったと感じていたため、大学生活も同じように終わらせたくない、この生活を2年生になっても続けていていいのか。焦りを感じていたときにこのインターンシップに出会いました。 


インターン先を選んだきっかけはなんですか? 



インターンをやり始めることを決めた時期がとても遅かったため、インターンフェアに行っておらず、社長さんとお話して決めたわけではなく、インターン先紹介の冊子を見て決めました。 
アルバイト先がアパレルということもあり、かわいい女の子やおしゃれには興味があり、かわいい服を着ていたら誰でも笑顔になれる。かわいい女の子を見たら誰でも笑顔になれる。そんな笑顔を作り出せる媒体だと思ったから希望しました。また、業務内容に企画と書いてあり、今まで経験してきた生徒会の活動でやってきた行事の企画運営よりも大規模なことができるのではないかと興味をそそられたのもきっかけのひとつです。 


インターン中の主な業務はなんでしたか? またその中でのつらかったことややりがいはなんですか? 



私の業務はHPfacebookなどのSNSの更新とMTGでの議事録作成、モデルへの連絡です。また、私が関わった岐阜美少女図鑑Vol.7は岐阜美少女図鑑3周年記念特別号でもあり、それに伴い、3周年記念パーティーを行うことになり、その企画、運営をインターンの2人に任していただけました。何をどうしたらいいかわからず、相方との連携もうまくいかず、さらに本誌発行のための準備や日常の業務もあったためにキャパオーバーしたことがありました。自分自身では解決策が見つからず、逃げ出すこともできなかったためにとても辛かったです。このときは自分の力不足だからこうなっているのだと思っていたため、なかなか社内の人には相談できず、コーディネーターの南田さんに相談しに行きました。自分がどんな仕事を抱えて、どのような状況にあるのかをきちんと伝えていなかったため、周りの人は気付いてないから手助けしようがない、そうアドバイスいただきました。その後は自分の抱えている仕事をできるだけ報告しながら仕事を進め、自分ひとりではできないときには、必ず手助けしていただけるように自分から積極的にコミュニケーションをとるようになりました。
もちろん辛いことばかりの半年間ではありませんでした。モデルさんから「ありがとう」と感謝されたり、「堀米さんがいてくれたからリラックスして撮影ができました」という言葉をいただいたりもし、そのようなときは本当に嬉しかったです。このような言葉が原動力となり、モデルさんとコミュニケーションをとっていくうちに、自分にできることを少しずつ見つけていくことができました。


インターンがあなたの人生に与えた影響はなんですか? 

常に相手の立場に立って物事を考えることです。メールを送るときにどのような書き方をしたら伝わりやすいのか、HPの記事を作成するときには、このHPを見てくれている人はどのような情報を求めているのかを考えながら行動することを意識付けられました。
もともとのんびりとした性格のために、自分の仕事を早く終わらせることばかり頭にあり、仕事に自分らしい気遣いをプラスすることができていませんでした。大学生活にもどんな職にもこれは当てはまることだと思います。他にも、すぐに言い訳をしてしまう悪いくせや、確認を怠ってしまうこと、何事にも消極的なところなど、自分のいけないところをたくさん見つけることができました。普段、生活していると自分に注意をしてくれる大人は親しかいませんが、こんなにも自分と向き合ってくれる大人に出会えたことで、自分の考え方も変わったし、今までよりも広い視野で物事を考えることでできるようになったと思います。


これからインターンをやろうと思っている人に一言 

やるかやらないかで迷っているのであれば、やることをおすすめします。やって得るものはたくさんあるけれど、やらずして得るものは後悔しかありません。 
自分のやりたいことが見つかっている人はそれに向かって頑張ればいいと思います。 
このインターンシップを通していろんな人と出会い、いろんな考え方や仕事を見て経験して、将来を見据えるための1つのステップにしてみるのはいかがでしょうか。 
学生に本気で向き合ってくれる社長はここでしか出会えないと思います。 
本気で自分を変えたい、何かに打ち込みたい、そう思っている方はぜひ1歩踏み出してみてください。