2013/05/30

お客さんに喜んでもらいたいという気持ちの強さ[岡本|中京大3年]


中京大学3年(インターン当時) 岡本奈津妃

応援される人は常に努力しているし、チャレンジし続けている人だと気づき、そういう人になりたいと思いました。インターンが終わった今でも新しいことに挑戦し続けています。





受け入れ企業先:山川醸造株式会社


インターン期間:2012年8月2013年1月


◆インターン先を選んだ理由・きっかけは何ですか?

大学2年生で海外留学を経験し、そこで日本食の素晴らしさを実感しました。そこから食に興味を持つようになり、将来働くなら食品企業がいいなあと漠然と思っていました。3年生になり、就活が目前に迫ってくるとこんな自分を企業が採用してくれるだろうか?と不安でいっぱいになりました。そこでたまたま学内で聞いた「インターンシップ」という言葉にピンときてフェアへ行ってみることにしました。そこでOBOGのプレゼンを聞いて衝撃を受け、私もこんな魅力的でキラキラした人になりたい、と強く思いました。
岐阜の醤油蔵元・山川醸造を選んだ理由は、こだわりのお醤油をつくっていること、「伝統に革新を!」と言ってアイスクリームにかける醤油などどんどん新しい商品を生み出し、常に攻めの姿勢でいるところに魅力を感じたからです。また、イベントの企画・運営を任せてもらえるところも大きな魅力のひとつでした。

◆インターン中一番衝撃的だったことは何ですか?

「結果には必ず原因がある」と実感する出来事があったことです。半年に1回ある一番大きなイベントでお客さんを思うように集客することができませんでした。その日は雨だったこともあり、今までの自分は雨が降ったからだ、と天気のせいにしていました。しかし、社長は天気のせいにしてはいけない、こうなった結果には必ず原因があるのだからそれを分析して次に生かさなければ、とおっしゃっていました。そして特に自分のイベントへの思いの強さが結果にもつながってくることを実感しました。そして、その後にあったイベントでは方法ではなく、気持ちを全力で注ぎ、「思い9割、方法1割」で望みました。そのイベント当日は、雪にも関わらず、予約以上のお客様に来て頂けました。自分がお客さんに喜んでもらいたい、という思いが強ければ強いほどその気持ちが人にも伝わるのだと、そういう目に見えない部分を大事にしなければいけない、と実感した出来事でした。

◆インターンで得たことは何ですか?

常に応援される自分でいること。そして人を応援する気持ちを持つこと。インターンをしている半年間、壁にぶち当たり、その壁をひとつひとつ乗り越えてきました。それは決して自分一人の力だけではなく、周りにいる人の支えがあったからこそでした。
いつも応援してくれる家族、友達、同期、コーディネーター、OBOGの方々がいたからこそここまで頑張ってこれたのだと感謝の気持ちがあふれてきました。応援される人は常に努力しているし、チャレンジし続けている人だと気づき、そういう人になりたいと思いました。インターンが終わった今でも新しいことに挑戦し続けています。また、社長から「応援される人は常にだれかを応援しているよね。」という言葉をいただいたので私も応援してもらうだけではなく、頑張っている人を応援してあげられる人になりたい、何かを与えられる人になりたいという気持ちが持てるようになりました。

◆これからインターンをやろうと思っている人に一言。

インターンをただ半年間やるだけでは成長しません。その中で自分で悩み、考え、行動することで初めて人は成長するのだと感じました。
私はこの半年間が人生の大きなターニングポイントになりました。
全力で駆け抜けてください。
かけがえのない半年間になるかどうかはすべてあなた次第です。