2012/11/07

師匠と呼べる人と出会えたこと[谷合|岐阜大4年]


岐阜大学4年 谷合 俊明

『「師匠と呼べる人と出会ったこと」インターンが終わったあとも、自分のチャレンジを応援してくれ、また相談に(気軽に)乗ってくれる大人との出会いは、大学に居ては得ることができません。インターン先の経営者に限らず、多くの方と出会い、自分への期待を頂きました。』



・受け入れ企業先

  1. 株式会社ゴッタライド 
  2. 株式会社Kitamura Japan(枕のキタムラ)
  3. NPO法人G-net
・インターン期間

  1. 20092月~20102
  2. 20109月~20118
  3. 20124月~20129


なぜインターンをしようと思ったのですか?

「自分もああなりたい!」と友達を見て感じたからです。

大学入学当初は「地域活性の仕事がしたい」と漠然と思っていた私。地方公務員になるために、そこそこ遊んで試験対策をしていくようになるんだと、まわりに流された生活を送っていました。
そんな大学1年の11月、半年インターンをしていた同級生に出会います。まわりで知っていた人とは違い、とてもカッコいい!!自分のことを堂々と話している姿を見て、自分もああなりたい!と思いました。それが、インターンのきっかけです。

3回もインターンをしようと思ったのはなぜですか?

挑戦したことで、さらに挑戦したいことが見つかっていったからです。

インターンをはじめた当初は、上に書いたように、なりたいものは「公務員」でした。しかし、3回のインターンを通してそれが変化していきました。それは、『日本の粋な感覚や美しい文化やものを、ものづくりを通して、次の世代に繋げることしていきたい』という夢に変わったことです。

1回目のインターンでは、自分のなりたい働き方に出会うことができました。埋もれているけれども、とても魅力的な地域の地場産業を何とか売れるようにしている大人と出会い、こんな働き方をしたいなと気付きます。
2回目のインターンでは、その働き方に近づくために、地域のものづくりの現場に入り、WEBでの販売促進にチャレンジしました。様々な方との出会い、ただ良いものを売れるようにしていくのでなく、感覚や文化も共に伝えていきたいと思うようになりました。
2回目のインターンが終わるときに、インターン以外でも、地域の企業に若者が定着しチャレンジする機会をつくるようにできないか、との課題が生まれました。若者のチャレンジを応援しているG-netが、ちょうど新たな取組をはじめるということもあり、ネクストチャレンジとしてG-netを選択しました。それが3回のインターンの理由です。

インターンで得たことはなんですか?

まわりの支えがあって、はじめて仕事ややりたいことができるということです。

特に2回目のインターンでは、「1回インターンを経験しているから、自分はできるんだ」と変に過信をしていました。
もちろん、経験も知識もない自分は上手く業務を進めることができませんでした。
その中、経営者が様々な方に仕事の協力や相談をしている姿を見て、縁がある人を活用して仕事を進めていけばよいのだと気付きます。
自分が持っている縁や、経営者が持つ縁で、相談をしたりご協力を頂きながら、目標を突破することができました。

インターンがあなたの人生に与えた影響はなんですか?

「将来の目標ができたこと」と「師匠と呼べる人と出会ったこと」

将来の目標ができたこと

上にも書きましたが、1回目のインターンで自分で考えて行動する楽しさを知り、地場産業に携わる仕事がしたいと思うようになりました。
2回目のインターンで、地場の現場に入り、経営者の方や様々な人の出会いの中で、まずは地場産業のものの売り場を作っていきたいという想いが明確になります。その手段として、まずはこの想いが実現できる企業で働くことにしました。

師匠と呼べる人と出会ったこと

インターンが終わったあとも、自分のチャレンジを応援してくれ、また相談に(気軽に)乗ってくれる大人との出会いは、大学に居ては得ることができません。
インターン先の経営者に限らず、多くの方と出会い、自分への期待を頂きました。
期待を背負って、と言えば大げさですが、本気でやらねばと思わせて頂ける方々、師匠の存在は大きいです。

これからインターンをやろうと思っている人に一言

何かを感じたのなら、とにかく一歩を踏み出してください。私も、偶然踏み出した一歩があって、今の自分があります。スキルや資格は要りません。チャレンジしたい!という思いだけです。(もちろん3回やれ、なんて言いません笑)